受験生や仕事向けの夜食!夜中まで起きている人におすすめの太りにくい夜食とは!

受験を控えた学生さんや深夜まで仕事をしなければならない社会人にとって、夜食は気晴らしや栄養補給に必要不可欠な物といっても過言ではありません。

眠気や空腹と戦いながら夜遅くまで起きていると、一日の終わりに食べる夜食は普段の食事より心やお腹に沁みわたります。

しかし、毎日夜食が続くと体調や肥満などの面で心配になってしまう事はありませんか?

そしてその心配は自分だけでなく、夜食を作るお母さんやお父さんも同じように考えているかもしれません。

そこで今回は大事な受験を控えた学生さんや深夜まで仕事に追われて精魂疲れ果てた方々のために、夜中に食べても体の負担にりにくく効率よく栄養を補給できるおいしい夜食を紹介していきたいと思います。

がっつり食べて効率アップしたい人

勉強や仕事による糖分の消費を侮ってはいけません。

頭を使うという事は運動する時と同じぐらいカロリーを大量消費する場合があり、そのため夜中にお腹がすくのは受験生たちにとっては仕方の無い事なのです。

そのため、体力の回復を目的とした夜食は野菜がいっぱい入った温かいうどんや具だくさんのみそ汁、雑炊など食べごたえや咀嚼の回数を意識した食べ物がおすすめです。

噛む事によって満腹中枢が刺激される上、汁気の多い食べ物は少量でも満足する事ができます。

特にうどんや水分を多く含んだごはんは適度に失った糖分を補給しつつ満腹感を感じられる上に、消化にも良いので深夜に食べても睡眠や翌朝の生活への影響は出にくいというメリットがあります。

もし、うどんの持つグルテン(※)の中毒性が心配な方は、春雨のようなヘルシーなものに変えても良いでしょう。

また、食べる時はなるべくかき込んで食べるのではなく、一回一回よく噛んで食べるように意識すれば満腹感が増え、腹持ちの良さへと繋がります。

※グルテン:小麦タンパクの一種、砂糖中毒と同様に中毒性がある

ちょっとだけ食べたい人、ちょっとでも満足できる人

少しの食べ物で満足できると言う人には、牛乳やココアなどの暖かい飲み物やチョコレート、ゼリーなどのように少量で糖分を効率よく摂取できるものが望ましいです。

失った糖分を補うために、甘いものや炭水化物を選ぶと効率よくお腹を満たす事ができます。

特に温かい飲み物は身体の緊張を解きほぐしたり、体内に熱刺激を送る事で眠気を覚ます効果もあります。

さらに勉強や仕事をしながら摂取できるので、作業を邪魔する事無く栄養補給する事ができます。

またココアなどの甘い飲み物を控えている方は、みそ汁やコーンスープもおすすめです。

疲れがたまっている人

日中の活動を乗り越えた後の深夜の勉強や仕事ほど疲れるものはありません。

疲弊しきった脳を使ってさらに作業するので、しんどい事この上ないでしょう。

疲労感が溜まっている時に食べると良いものは鶏肉、豚肉、魚介類などのタンパク質です。

タンパク質は脳に溜まった疲労を回復させる効果があるため、勉強や仕事もよい影響を与えてくれます。

またアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類、豆腐・牛乳なども脳の疲労回復には最適です。

眠気を覚ましたい人

深夜の勉強や仕事の一番の大敵は眠気だと思います。

そんな人達にとっての夜食は眠気を覚まし、再びやる気を取り戻してくれる最終兵器とも言えるでしょう。

ちなみに眠気を覚ますにはカフェインが多く含まれるコーヒーや玉露の緑茶が一番です。

しかしカフェインは作業後の睡眠の邪魔をしてしまう危険性があるのであまりお勧めできません。

適度に眠気を覚まさせ作業に集中する事ができるような夜食は、スルメイカや酢昆布、ガムといった噛みごたえのあるものです。

「噛む」と言う行動には満腹中枢を刺激するだけでなく眠気を覚まさせる効果もあり、深夜に襲い掛かる眠気にも対応する事ができます。

他にもミント系のタブレットやチョコレートなども眠気を覚まさせるには効果的です。

甘いものが食べたい人

頭を働かせるためには糖分が必要で勉強や仕事は多くの糖分を消費しています。

そのため、勉強中や仕事中に甘い物を食べたくなるのは当然の事です。

しかし、だからと言って生クリームを使った高カロリーなスイーツや乳脂肪たっぷりで身体を冷やしてしまうアイスなどは深夜に食べる甘いものとしては不適切です。

ポイントはケーキやシュークリームと言った洋風スイーツよりも、夜食の時は和菓子などを中心に食べると良いでしょう。

あんこの甘さが満足感を感じさせる「おはぎ」や「羊羹」、お腹にたまりやすい「みたらし団子」「草餅」、冬場に体を温めてくれる「甘酒」などが夜食に最適です。

和菓子は基本的に植物由来の食材を用いて使われているので、動物性の脂肪を摂取する心配はありません。

またゼロカロリーと表記されたゼリーやフルーツ寒天なども夜食としては最適です。

かといって過度の信頼は危険ですので摂取量に気を使いながら食べるようにしましょう。

まとめ

夜食は健康を阻害する可能性のある危険な食事ですが、受験生や仕事に勤しむ人たちにとっては必要不可欠なものです。

頭を使う作業は見た目以上に糖分を消費するので、お腹が空くのは仕方がないでしょう。

空腹感や疲労感・眠気に対処できるのが夜食の良い所です。

夜食はカロリーや栄養素に気を使いつつ適度に摂取する事で、健康を阻害せず満足感を得る事ができます。

特に受験勉強に追われている方や夜まで仕事に励んでいる方は我慢できなくなったら適度に夜食を取ったほうが効率的な場合もあります。

夜食によって英気を養い、一日最後の勉強や仕事が無事に終えられるよう応援しています。