晩酌と夜食はどちらが体に悪い?それはおつまみ次第!

一日の終わりに飲む一杯のビールやお酒。
普段からアルコールを嗜んでいる人にとっては至福のひとときだと思います。

そしてビールやお酒と一緒におつまみがあれば完璧なのではないでしょうか。

しかし、きっとあなたも晩酌のビールやおつまみが体に悪い事をご存知のはずです。

とはいっても具体的にどれほど体に悪かったり、飲み食いした物がどれぐらい脂肪になりやすいかなどはご存知ないのではないでしょうか。

実は夜中に飲むビールや晩酌は工夫すれば夜食ほどには体に悪影響を与えないと言われています。

そこで夜に飲むビールやビールや、そのお供であるおつまみについて紹介していきます。

寝る前のビールや夜食としてのビールはアリ?ナシ?

冒頭でも少し触れましたが寝る前や夜中ににビールやおつまみを食べるのは、がっつり夜食を食べる行為よりも断然安全な行為だと言えるでしょう。

当然、量にもよりますが基本的にビールは低カロリーですし、おつまみ自体は少量でヘルシーなものが多いからです。

夜食のようにがっつり1食分のカロリーを摂ったり甘いものを大量に食べるよりも断然健康的なのです。

しかしビールは冷たい飲み物なので体を冷やしてしまい、睡眠の質が悪化するため寝る直前に摂取する事はあまりお勧めできません。

ただ、どうしてもビールを飲みたい場合は「ホットビール」と呼ばれる温かいビールがおすすめです。

ドイツや北欧でよく飲まれるこのビールは日本で言う所の燗といったところでしょうか。

シナモンやジンジャーパウダーなどを入れて飲んでも美味しくて非常に飲みやすいので、夜にビールを飲みたい方、または女性の方におすすめのビールです。

ビール自体は太る原因ではない

よくお腹だけが太っている事を「ビール腹」と言いますが、実はビール自体は太る原因ではありません。

その理由は先ほども紹介した通り、ビール自体はそれほどカロリーの高いものではないからです。

ビール1缶(350ミリリットル)当たり大体140キロカロリーほどしかないので、カロリーとしては高い方とは言えないでしょう(500ミリリットルは大体200キロカロリー)。

ちなみに発泡酒はメーカーなどによってばらつきがありますが350ミリリットルで70~160キロカロリー程度でビールよりもはるかにヘルシーな物もあります。

それに加えてビールはビタミンやナイアシン、葉酸などが多く含まれており比較的栄養面においては安全なのです。

そしてなによりもビールは飲んでも蓄積されにくいと言う性質があります。

これらを加味してみるとビールを夜食のお供にしてもいいなと思ってしまいますね。

しかしビールの恐ろしい所はついつい何本も飲んでしまうその中毒性です。

いくらヘルシーだからといって大量に飲んでしまっては結果的にかなりのカロリーを摂取することになります。

これはビールに限った話ではありませんがアルコールは一度飲むとやめられないと言う症状を引き起こす事もあるので、依存症にならないよう気を付ける必要があります。

夜食のビールの一番のデメリット。それは「痛風」

ビールのデメリットはやはりその中毒性や依存性でしょう。

「お酒を飲まないと寝られない。」「心が落ち着かない。」

そんな焦燥感から夜中についつい飲んでしまうと言った意見も多く、常用するとアルコール中毒のような状態になることもあります。

やめられなくなったり、つい飲み過ぎてしまうのがビールの悪い所ですがビールを飲み過ぎる事によって更なる悪い症状を引き起こす事もあります。

お酒の大好きな40代後半の男性陣の方々なら思い当たる節があるかもしれません。

ビールの本当の恐ろしさは「痛風」なのです。

ビールには痛風の原因となるプリン体が多く含まれているため、過剰摂取すると通風を引き起こすことが立証されており、日本人の中年男性の多くが苦しめられている痛風の原因の多くがビールなどの飲み過ぎによるプリン体摂取過多にあるのです。

ビールをのむならおつまみは低カロリーの物を!

ビールは量を調整して飲むのが最善として、最後はビールと一緒に食べるおつまみについて紹介したいとおもいます。

おつまみは基本低カロリーの者が多いので塩分や温度に気を付けて食べると身体に影響の少なくなります。

特に枝豆やナッツ類、するめはカロリーが低い上によく噛んで食べるため満腹感を得やすいおつまみの一つです。

ただ、おつまみは塩分を多く含んでいるのでできるだけ少量に越したことはありません。

また温かい食べ物をおつまみにしたい場合は野菜のソテーやおでん、煮物や煮つけなどがおすすめのおつまみといえます。

まとめ

夜食にビールやおつまみを食べるのは身体に悪いと思っている方がおおいですが、実際はヘルシーでそこまで体に悪いわけではありません。

しかし、それはあくまで少量だったらの場合。

寝る前に缶ビールを何本も開けたり、おつまみとしてスナック菓子や甘いものを選ぶと身体への負担は急増します。

またアルコール類は依存性が高く、酔っぱらうと自制心も低下するため夜食を食べる時よりも更に節度を守るよう徹底した意識管理が必要になってくるでしょう。

あと、余談ですがおつまみは市販されている物を購入するよりも自分で手作りする方が塩分や油分などの調整ができて健康的です。

また自分で料理する事の楽しさを見つけたり、普段の食事にも意識を向ける事ができるようになるかもしれません。