夜食にバナナは最高の組み合わせ!低カロリーで甘くておいしいパーフェクトフード!

栄養豊富で健康や美容にも良いことで有名なバナナ。

他のフルーツと比べて比較的安価なお陰もあって頻繁に食べている方も多いのではないでしょうか。

バナナは朝ご飯の代わりや何か甘いものを食べたい時、小腹がすいた時、おやつの時など、様々な場面でお腹を満たしてくれます。

そんな身体にもお財布にも優しいバナナは、実は夜食にピッタリな食材でもあります。

理由は後で詳しくご紹介しますが、一番の理由はなんといっても「カロリーの低さ」。

その上、お手軽で満腹感を得やすく、しかも甘くておいしいという、まるで夢のような食材だったりするのです。

そこで今回は夜食の究極食材であるバナナの「夜食に向いている理由」、「食べても大丈夫な量」、「ヘルシーなアレンジ方法」などについて紹介していきます。

バナナはなぜ夜食にいいの?

日本でのバナナの歴史は意外と古く、日清戦争から8年後の1903年に輸入が始まったと言われています。

当時も絶大な人気を誇っていましたが非常に高価で一般庶民の口に入るのはあまりなかったようです。

しかし、戦争終結後の経済成長期になると安価で手に入るようになり、今のように大衆向けフルーツの仲間入りを果たしています。

そんなバナナの良い所はなんといってもカロリーの低さです。

100グラムあたり約86キロカロリーと言うヘルシーさに加え、糖質は1本分で比較すると大体ご飯1/2杯分ほどしかありません。

更に熟したバナナは消化に良く、体内の消化能力が下がった夜中であっても身体に負担をかけず消化する事ができます

ちなみに熟したバナナが消化に要する時間は約1時間から1時間半と言われており、ミキサーにかけてジュースにすると20分ほどで消化できるという驚きの消化の良さが特徴です。

夜食を食べる上で気をつけなければいけないのはカロリーと消化の良さですが、バナナはその両方をクリアした夜食にピッタリな食材なのです。

どれぐらいなら食べても平気?

夜食で摂取しても良いカロリーの限界は300キロカロリーほどです。

つまり100グラムあたり約86キロカロリーなので3本までなら大丈夫と思う方も多いはず。

しかし、バナナにはちょっとした落とし穴が存在します。

カロリーのみに注目した場合は上記の計算方法で合っているのですが、カロリー意外に気をつけなければいけないのは「糖質」。

バナナは同量の白米と比べると確かにヘルシーではあるのですが、果物のほとんどは高い糖質を含んでおり3本も食べると糖質の摂り過ぎとなってしまいます

最近メタボ気味の人、また身体をあまり動かさない人は1本が限度、体力勝負な毎日を送っている人でも2本が限度と考えたほうがよいでしょう。

カロリーだけではなく糖質に気を付けて摂取してください。

そして、もし1本では物足りないと思うのであれば食べる時の咀嚼回数を意識してみてください。

咀嚼回数が多いと満腹中枢が刺激され少量でも満腹感を得られやすくなります。

バナナは水分が少なく比較的咀嚼回数が多くなる食材ですが、ゆっくり味を噛みしめながら食べる事に消化が良くなると同時に満腹感も得られやすくなります。

バナナ以外のフルーツは夜食に向いてないの?

「バナナが夜食に最適なのであれば、他のフルーツも夜食として食べてもいいんじゃない?」

バナナが夜食に最適と聞くと、誰しもがこのように思うのではないでしょうか。

しかし、実はその考えは間違っていると言いざるを得ません。

ビタミンや食物繊維が豊富で一見するとヘルシーに見えがちなフルーツですが、実は夜に食べるのは非常に危険な食材なのです。

フルーツが夜食に適さない理由の第一は糖質の高さです。

糖質は血糖値を急上昇させる性質があり、朝などのエネルギーを摂取しなければならない時には良いですが夜中のようにエネルギーを使わない時間に食べてしまうとエネルギーが消費されず脂肪に変わってしまうのです。

フルーツだからと言って夜中に食べていると、知らず知らずの内に血糖値が上昇して肥満体質になる可能性が十分に考えられます。

実はバナナも糖質が多く含まれる食材の一つですが、バナナは消化や吸収の効率が良く、適度に食物繊維が含まれているため少量でも満腹感を感じる事ができます。

一方で水分を多く含んだブドウやミカン、リンゴなどは特に注意が必要です。

バナナのもっとおいしく食べるアレンジ方法

皮を剥いだらそのまま手軽に食べられるのがバナナの良い所ですが、どうせならもっと美味しくてヘルシーな方法で食べてみたいですよね。

バナナは冷やしても加熱しても美味しく食べることのできる万能食材なので、アレンジ次第で様々な夜食に変化させる事ができます。

一番オーソドックスな方法はミキサーにかけてジュースにしてしまう方法です。

先ほど紹介したように、細かく潰す事で消化効率を上げる事もできるため夜食にはぴったりです。

バナナだけじゃ物足りない時は少量のブルーベリーや牛乳、ヨーグルトなどを入れミックスジュースにしても美味しくいただけます。

また、ヨーグルトをメインで食べたい場合は粗めに切って混ぜるだけでも簡単で美味しいバナナヨーグルトに変化します。

甘さが欲しい方は黒糖やはちみつを加えると良いでしょう。

夜食には消化に良い温かな食べ物がいいと言う方はフライパンで加熱しても美味しくヘルシーに食べることができます。

あまり知られていませんが、オリーブオイルを使用してソテーにするだけで、普段とは一味違うバナナの美味しさを堪能できます。

まとめ

バナナは身体に良い、調理が簡単、お財布に優しいという、とても優秀な食材だと言う事がお分かりいただけたでしょうか。

また、どんな方法でもおいしく食べる事ができますので自分にライフスタイルにぴったりのレシピを見つけてみるのもおもしろいかもしれません。

痩せたいけど夜にどうしてもお腹がすいてしまう方、お腹がすくと寝られない方、夜中まで仕事に追われて食事にありつけない方、そんな方は万能食材のバナナを一度試してみてくださいね。