夜食にサラダや野菜ってどうなの?知っておきたい夜食にNGな野菜!

夜中にお腹がすけば、誰しも甘いものやお腹が膨れる物を食べたいですよね。

しかし夜中の食事は日中と比べて脂肪がつきやすく、肥満や高血圧の原因となります。

食が細い方なのに、なぜか太りがちな体質だという方はいませんか?

そのような方は、エネルギー消費の少ない夜中に沢山の栄養を摂取してしまい、結果的に太ってしまっている可能性があります。

食事はカロリーや栄養バランスだけでなく、食べる時間にも気を付けなくてはなりません。

ただ、夜中に「どうしても何か食べたい」という事はよくあるとおもいます。

そんな「どうしても何かを食べたい」という時に低カロリーでヘルシーな野菜が夜食には最適です。

しかし、すべての野菜が夜食に最適というわけではありません。

そこで今回は夜食にピッタリな野菜の効果や夜食に向かない野菜などについて紹介していきます。

野菜は夜食にピッタリの食材?

夜中の食事で最も気を付けなければならないのは摂取するカロリーです。

夜中は体内の活動が緩やかになると同時に、内臓などの消化力も日中より弱くなるからです。

また食べた分のカロリーをエネルギーとして消費できなかった場合は摂取したカロリーは脂肪へと変わるため、夜食で多量のカロリーを摂る事は肥満の危険へと繋がります。

低カロリーで体に良いものを摂取しなければならない時、一番に思いつくのは野菜類でしょう。

タンパク質や炭水化物よりもヘルシーで、しかもビタミン類が摂れる野菜は健康や美肌などを考慮した最適な夜食と言えます。

更に消化に優しい葉物野菜などを選ぶと、より効率的かつ健康的に夜食で栄養を摂る事ができます。

健康や生活面に気を使いたい人にとっては、野菜のようなヘルシーな食材がうってつけです。

夜食で食べてはいけない野菜もある?

ヘルシーで健康的、そして美肌にも良い野菜は夜食にうってつけの食材だと思われますが、実は夜中に食べるべきではない野菜も数多く存在します。

それは食物繊維を多く含んだ野菜類です。

食物繊維は消化に時間のかかる物質で、夜間などの消化活動が鈍った時に食べると胃に残りやすくなります。

その結果、体は胃に残った食べ物を消化しようと活動を開始するため身体が休めない状態になり、睡眠の質が悪くなるなどの悪影響が起こります。

食物繊維を多く含んだ食材は、ゴボウやレンコンなどの根菜類やサツマイモ、こんにゃくなどの芋類などがあります。

他にもタケノコ、オクラ、きのこ類も食物繊維を多く含んだ消化しにくい野菜であり、夜中に夜食として食べるのは避けた方が良いとされています。

夜食のサラダでも太る可能性がある!?

上記で根菜類や芋類はおすすめできないとご紹介しましたが、一方でレタスやキャベツなどの葉物野菜は消化しやすく夜食にぴったりです。

葉物野菜で作ったサラダは健康的で低カロリーなのでいくら食べても太らないイメージがありますが、実は隠された落とし穴がいくつか存在しています。

まず最初の落とし穴は「ドレッシング」。

ほとんどの人はサラダを食べる時ドレッシングを使うと思いますが、実はドレッシングの主成分の大半は油でできており、大量の油分を摂取してしまうためダイエットには不向きな調味料なのです。

特に夜食としてサラダを食べるのであればドレッシングは極力避けるようにしましょう。

第二の落とし穴はサラダの「温度」が挙げられます。

サラダは基本的に冷たい食べ物ですが、冷たい食べ物は身体を冷やしてしまうというデメリットがあります。

体が冷えてしまうと新陳代謝の低下や消化不良などを誘発してしまいます。

ヘルシーでいつ食べても良いと思われがちなサラダですが、なるべく日中に摂取するように心がけましょう。

夜食にお勧めの野菜とは

夜食で食べるべき野菜は、消化しやすい野菜です。

特に大根やニンジン、キャベツ、かぼちゃ、ほうれん草などは消化に良く、夜中で消化能力が落ちた状態であっても比較的消化しやすい食べ物となっています。

また食べ方としては、加熱し暖かくしたものが良いでしょう。

特にスープなどにして柔らかくなるまで煮込むと体内で消化されやすくなり、温かいものを食べる事によって新陳代謝も高まり、消化を促進してくれます。

また、夜中に夜食として野菜を食べる時は野菜だけで食べようとするのではなく、他の栄養物質も摂取するように心がけましょう。

夜食と言えど、食事は食事です。

野菜だけの片寄った栄養摂取を行うよりも栄養バランスを考えた食事をとるように心がけましょう。

また目安の摂取カロリーは200キロカリーまでに抑え、食べ過ぎないようにしてください。

まとめ

野菜は健康によく、肉や炭水化物などと比べると夜食に向いているものが多いです。

また野菜の持つビタミンによって健康面だけでなく、肌質などの改善も期待する事ができます。

しかしここで間違ってはいけないのが、夜中に野菜を摂る事が全て良い事ではないと言うことです。

基本的に人間は夜食を食べない方が健康的なのです。

食べなくてもいい栄養を摂取すると言うことは、普段の食事以上にその食事に気を使わねばならないと言うことです。

「野菜はヘルシーだから」「野菜は体にいいから」とただ単に思い込みで食べるのではなく、量や調理法、夜食に向いた野菜などを厳選して食べるように心がけましょう。

夜食によって日中の活動に支障が出たり健康を害したりしないよう気を付けて、夜食の摂り方を考えてください。