お茶漬けは酒を飲んだ後やのどが痛いとき・風邪をひいた時に食べたくなる一品ですよね。
お茶漬けはお茶の豊かな香りと温かく、さらさらとした食感なので体調がすぐれない時でも難なく食べられます。
また、お茶漬けはアレンジ次第でいくらでも応用の利く便利なメニューですが、実はお茶漬けは夜中に食べても太りにくいヘルシーで健康的なメニューでもあるのです。
お米の主成分は炭水化物なので「炭水化物を夜中に食べて大丈夫?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、実はお茶漬けは他の炭水化物の食品と比べても、そんな心配をする必要がないほどヘルシーだったりするのです。
身体にも胃にも優しいお茶漬け。
はたして本当に夜食として最適なのか、お茶漬けのノウハウについて紹介していきます。
夜食に炭水化物を食べても大丈夫なの?
冒頭でも少し触れましたがお茶漬けはお米を使った料理ですので、炭水化物が主成分です。
本来であれば炭水化物は夜食としては避けたいところですが、お茶漬けのような水分の多い食品は比較的少量でも満腹感を得ることができるため夜食で炭水化物が食べたくなったときにはおすすめです。
他の炭水化物と言うとパンやパスタ、うどんなどが挙げられますが「お茶漬けが良いのなら、これらの炭水化物も食べていいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、小麦粉を使った食品はお米には含まれていない「グルテン」という太りやすい成分が含まれているためあまりお勧めできません。
その上、小麦粉に含まれるグルテンには食欲を促進させる効果があり、食べても満腹になりにくいと言う特徴もあるのです。
小麦粉は「もっと食べたい」と言う中毒症状が沸き起こる上に、高カロリーなので血糖値を急上昇させ脂肪を溜め込みやすい状態になります。
そのため、夜中のような消化活動の鈍った時間帯に食べると更に脂肪がつきやすくなります。
夜中はグルテンをなるべく避け、ヘルシーなものを食べるようにしましょう。
それでも炭水化物が気になる人の為に
お茶漬けは水分を多く含むため少量でも満足できる便利な料理です。
しかしやはり炭水化物と言う事には変わりありません。
それに夜中に炭水化物を食べる事に抵抗がある人や不安を感じる人もいるでしょう。
そんな時はお茶漬けのごはんを豆腐に変える事をお勧めします。
豆腐の主成分はタンパク質で、代謝促進を助けるアミノ酸を多く含んでいます。
体内での消化活動を助けると共に、大豆に多く含まれるビタミンEによって血流を良くし、美肌や美髪効果も期待できます。
そもそも豆腐自体が夜食に向いている食材なので、お茶漬けのトッピングとして食べても大丈夫です。
カロリーも少ないためお米より量も多く食べることができますので、満腹感を得るにはもってこいです。
最近では女性の間でダイエット料理としても普及し、健康に気を使いたい人やダイエットを目的として食べる人も増えています。
冷たいお茶漬けは夜食にはNG
夏場などに冷たいお茶漬けを好んで食べる人もいるでしょう。
お茶漬けの商品パッケージにも冷たくして食べる方法などが記載されている事もあり、夏バテで食欲がない時や夏風邪をひいた時などでもさらさらと食べる事ができます。
しかし、冷たいお茶漬けは夜食として食べるのは向いていません。
実は身体を冷やす行為は消化を鈍らせ、脂肪を溜め込みやすくします。
また、お茶漬けに夏野菜などをトッピングして食べる人も見かけますが、キュウリやトマトなどの水分を多く含んだ野菜も身体を冷やす要因になります。
夜中に食べるなら温かくて消化しやすい食材を使ったお茶漬けを食べるようにしましょう。
お茶漬けにピッタリなアレンジ具材
市販のお茶漬けをごはんにかけて食べるだけでも十分美味しいですが、自分でアレンジして食べると更に美味しくなるうえに味の幅が広がります。
お茶漬けの具の定番と言えば、やはり梅干しでしょう。
市販品のお茶漬けのもとの中に含まれている事もありますが、別買いした梅干しを入れると梅干しの酸味が引き立ち、すごく美味しくなります。
また、酸味は唾液を分泌させたり消化を助けたりする効果も含まれているので、夜食に最適の具材です。
梅干しだけじゃ満足できないと言う人は、魚の切り身をお勧めします。
お茶漬けが華やかになる上に食べごたえもばっちりで、満足する一品となるでしょう。
タイやタラのような白身魚は油が少なく、カロリーも控えめなので夜食の食材としてもお勧めです。
切り身を買う場合は脂の乗った腹部分ではなく背中の方を選べばよりヘルシーに仕上げる事ができます。
まとめ
夜食のお茶漬けの効果をご理解いただけたでしょうか?
お茶漬けはヘルシーな上に、温かい食べ物なので寝る前に食べても睡眠を阻害しません。
摂取カロリーだけでなく体内時計にも影響がないので、夜食としては最適な食べ物と言えるでしょう。
自分で具材を入れてみたりごはんにかけるお茶を選んでみたりと、アレンジの幅は無限大です。
また自分好みの味を見つける楽しみもあります。
しかし具材を選ぶときはなるべく消化に良くてヘルシーなものを選ぶようにしょう。
せっかくのヘルシーな料理がアレンジによってカロリー方になってしまえば本末転倒です。
消化しやすい野菜やタンパク質、少量の塩分を意識しつつ、日中の活動に支障が出ない程度の量を食べるようにしてくださいね。
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